屋外広告の法律・条例アラカルト 〜福岡版

点検の必要性と社会的責任

2017/11/18

前回の続きです。

 

屋外広告物の管理・点検に関して当面記載します。

 

今回よりテキストを引用しながら解説していきます。

 

使用するテキストは「屋外広告物点検技能講習テキスト」より抜粋します。

 

第一章
ガイドラインと点検基準


私たちが暮らす街には数多くの屋外広告物が存在するが、作今老朽化に伴う事故が社会問題視されるようになった。それを受けて国や地方公共団体、屋外広告業の事業団体がいまの看板の点検や保守の重要性に着目している。本章では屋外広告物を取り巻く現状を認識し、点検や保守に関して新たに設けられたルールや基準について学習してゆく。

 

 

 

1. 屋外広告物を取り巻く現状

屋外広告物は企業や商品の宣伝媒体、企業や店舗の屋号の表記、また場所を示す誘導装置として、社会においてその担う役割は大きく、人々の生活に欠かせないものとなっている。屋外広告物の数は無数に存在しその規模や造りは多種多様である。そして広告表示の更新頻度も様々であり、一元に管理することが大変難しいものでもある。


現在、屋外広告物に関する法律や条例により、一定規模以上や条件下に置いては地方公共団体への申請や点検報告が義務付けられているが、小規模なものは除かれるため、そのため、その対象は屋外広告物全体の数からすれば一部に過ぎないのが現状である。更にその対象の中でも、申請や点検にかかるコストと人員不足を理由に義務を果たさない者や、地方公共団体のチェックが行き届かないという現実を考えると、実際にしっかり管理されているものは一段と小さくなる。勿論、規模や条例に関わらず自主的に管理されているものもあるが、実態としてはかなり少ない。つまり私たちの周りに数多く存在する屋外広告物のうち、安全を含めた管理が十分に行き届いているのは意外に少ないと推測できる。

 

 

 

2. 点検の必要性と社会的責任

広告物はビルや店舗などの建物に設置されることが多く、表示の更新頻度も高いことなどから、比較的簡素な構造で作られ軽量化が図られている。その意味で経年による材料の劣化や台風などの外力の影響で不具合につながりやすいということが言える。風雨や直射日光などの厳しい環境に晒される屋外広告物は、設置した直後から劣化が始まると言ってもよく、定期的な点検と共に、劣化の進行を防ぐ保守は欠かせない。


しかしながら、前述のとおり管理が行き届いていない広告物においては、経年劣化により部分の一部が脱落するケースがたびたび見受けられ、稀に深刻な事故に繋がっていることは事実である。もしも落下物が通行人を直撃した場合、その被害は甚大であることは言うまでもない。加害者となれば刑事責任は免れず、巨大な賠償金が必要となり、積み上げてきた信用やブランドも一瞬にして失ってしまうであろう。


では、その加害者とは一体誰に相当するのであろうか。そもそも屋外広告物を責任もって管理する立場の者は誰なのであろうか。そして私たち業界の者が担う使命は何であろうか。そのことについて今一度関係者の間で認識する必要がありそうだが、次の「屋外広告物条例ガイドライン(案)」を元に整理して解説をする。

 


                                      屋外広告物点検技能講習テキストより抜粋

 

 

 

ここまでが序章ですが、一言でいうと「点検しないのは誰の責任ですか?落下した場合は誰の責任になりますか?」を明確にして安全点検をしましょう。という事です。

 

 

 


毎日、最近看板落下のニュースを目にします。

 

 


看板を管理するビルオーナー様、不動産会社さん、看板を使用する店舗さん、看板を設置する看板会社さん。

 

 


それぞれが安全を意識して、看板を設置・管理をしなければいけません。

 


次回もテキストより抜粋して、簡単に解説していきます。

 


それはまた次回お会いしましょう!

 

 

※その他屋外広告の法令はこちら

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